太もも&内もも同時にアプローチ!膝下O脚改善エクササイズ

膝下O脚で弱っている筋肉は内ももだけじゃない

O脚を改善するエクササイズを検索すると、多くの場合は内もものトレーニングで脚の隙間を閉じる方法が紹介されていますが、日本人で一番多いといわれている膝下O脚(またはXO脚)の場合は内もものトレーニングだけでは改善しづらいと言われています。

膝下O脚の場合、実は太ももまわりはX脚のように内側に巻きこむようになっていて、その影響で膝下の骨は外側に反ってしまっていることが原因のケースが多くあります。そのため、太ももは内ももを寄せる動きではなく、外側に回す筋肉を鍛え股関節の位置を正しい位置に戻す必要があります。

膝下O脚改善エクササイズ

膝下O脚は、太ももの骨は内側に回旋していているのに膝下の骨は外側に回旋していることが原因です。これを踏まえ、膝下O脚を改善するには内もものトレーニングだけなど1か所だけにアプローチする方法では効果が出づらく、太ももは外側に膝下は内側にする2つのトレーニングを同時に行うことで早く結果が出ることが見込まれます。

太もものを外側に回すエクササイズ

弱い内もものトレーニング加えて、お尻のトレーニングが効果的です。特に、つま先を外側に向けた状態でお尻を使うエクササイズで、太ももの骨を外側に回旋する力を養いましょう。

<やり方>

1)仰向けに寝たら膝を立てて、膝の下にかかとがくるように置く

2)足を肩幅、またはヨガマット幅くらいまで開き、膝同士をくっつける

3)つま先を30度程度外に向けて、両手は体側に置く

4)お尻と太ももの裏側の筋肉を使って、お尻を天井方向に持ち上げる

お尻を持ち上げた時に膝が離れないように意識しつつ、お尻はキュっと締めて股関節を外側に回す意識で行いましょう。10~20回、丁寧にゆっくり行いましょう。

スネを内側に回すエクササイズ

物理的に骨を内側に回旋させる動きが効果的です。つま先を内側に向ける動きで、骨を正しい位置にいるように教育するようなエクササイズを行いましょう。

<やり方>

1)座ったら右膝を立ててその膝を両手で押さえ、膝が動かないようにする

2)つま先を天井方向に立てる

3)スネからつま先を内側に回すように動かすー戻すを繰り返す

つま先を内側に動かしたときに、膝も一緒に内側に動かないように注意して、膝下だけ動かしましょう。

伊藤香奈

股関節ヨガインストラクター。会社員歴20年の長年の座り仕事&長時間通勤で、股関節と腰の痛みに悩まされる。解剖学とヨガ・ストレッチ・筋膜リリース・骨格調整などを学び自らの痛みを克服した経験をもとに、オリジナルメソッド「股関節ヨガ」を考案。「立つ・歩く・家事をする・仕事をする」といった日常の動きが楽になるほか、股関節が整うことで、美脚・美尻・むくみ解消・ボディメイクの効果や便秘解消といった女性に嬉しい効果もあると人気が広まっている。

2024-04-24T10:12:08Z dg43tfdfdgfd