あなたが疲れやすいのは「三段腹」のせい!「三段腹」を解消して疲れも取れる30秒ストレッチ

なぜ三段腹になるのか?

まず、三段腹にも種類があります。

①ソファーに座っている時や、浴室の椅子に座っているときなどに、腹部を圧迫することで作られる三段腹

②立ち姿勢の時など何をしてる時もお肉が重なっている三段腹

あなたはどちらでしたか?

どちらにも関係しているのが"姿勢"です。三段腹になる理由は、上半身が前屈みになる姿勢により肋骨と骨盤のスペースが狭くな理、身体の中に収まりきらなくなったお肉たちが前面に出て重なり段になっていくからなのです。

ちなみに早急に対処が必要なのは②の三段腹です

日常的に骨盤が後ろに傾き、背骨を丸める姿勢が癖になっています。

そのような身体は、蓄積すればするほど猫背・巻き肩になり、呼吸が浅くなってしまいます。つまり、「疲れやすいな」と感じているあなたは、その三段腹姿勢の蓄積が大きな原因の一つかもしれません。

辞めるべき3つのこと

三段腹を卒業するため、または三段腹が癖づかないようにするために辞めるべき3つのことがあります。

①お尻を前に滑らせて座る

お尻を前に滑らせて座ると、自然に骨盤は後傾して腹部を圧迫。この姿勢でPCの使用を続けるとストレートネックになる危険性もあります。

正しく座るコツ:座るときに座面に当たる2つのお尻の骨(坐骨)が左右均等に触れていることを意識

②スマホを下に置いて使用する

スマホを机や膝の上などに置いて使用する際、目線が下に傾き頭が前に落ちます。頭の重さに引っ張られ猫背姿勢になりやすく肋骨と骨盤のスペースがなくなります。

正しいスマホの使用方法:目線の前に画面がくるように意識

③低い椅子に座らない

座った際に股関節・膝が直角よりも浅くなる椅子は、股関節が窮屈に感じやすく骨盤が後傾しやすい傾向にあり、腹部を圧迫しやすいのです。代表的なものは浴室の椅子です。

改善方法:低い椅子に座らない/股関節、膝が直角になる椅子を選ぶ

この3つをやめ、ご紹介するストレッチを合わせて行うことができればあなたのお腹はみるみる痩せてくるでしょう。

立ち姿勢でお腹ストレッチしよう

狭くなりやすい肋骨と骨盤のスペースを広げていきましょう。

準備)壁に左体側を向け、2足分離れて立つ。右手は肩の高さで壁に触れ支えにする

1)右脚を2足分まっすぐ後にひき、右手が壁を触れる様に上体を左に倒す

2)右脇腹の伸びを感じたら10秒キープ

3)①の状態のまま、右手はできる限り後ろの壁を触る

※腰を反らないよう注意する

4)右お腹前面の伸びを感じたら20秒キープする

5)反対側も同様に行う

朝起きたてや仕事終わりの身体が縮こまっているタイミングに行うとより効果的です。三段腹の癖から卒業するためにはストレッチでリセットする癖をつけましょう!

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榎本愛子

ダンサーとして活動中に慢性的な腰痛に悩み、さらに肺気胸の手術を受けたことをきっかけに運動方法の見直しを図り、現在はピラティスインストラクター/くびれダンストレーナーとして活動。10年後・20年後の将来も、好きなことを好きでい続けるための運動術を伝えている。資格:STOTT PILATES Matwork /NY Luigi's Jazz Centre 公認 /バレトンソールシンセシス /サウナ・スパ健康アドバイザー

2024-04-22T11:04:55Z dg43tfdfdgfd