まず多くの方に当てはまる理由は、座りっぱなし姿勢が続くことによって脚の付け根にあるる腸腰筋(インナーマッスル)が縮んだままになり、そのまま固まっていることです。これにより股関節が硬くなってしまうのです。
次に考えられるのは、運動不足による筋肉の緊張です。日々の生活の中で、なかなか運動する習慣や機会がないと股関節まわりにある大殿筋や中殿筋などのお尻の筋力が落ちていきます。すると、関節を安定させようと他の筋肉が頑張り、結果硬くなってしまうと言われています。
さらに年齢を重ねることによって、筋肉の水分が減り、組織自体が硬くなってしまうといったことも考えられています。
股関節は動かせる範囲が広いため、「ちょっと動かしにくくなっていたとしても、自覚がないということはよくあります。そのため、硬さに対して焦りなどが出にくいかもしれませんが、もちろんデメリットはあります。
本来動かせる範囲よりも可動域が狭まってしまうと、血行が滞りやすくなり、冷えやむくみなどに繋がりやすくなります。そこからさらに派生し、疲労物質が排出されにくくなり、疲れやすいのに疲れが残りやすいといった悪循環に。また、将来的に変形性股関節症といったリスクもゼロではないため、硬さをそのままにすることはおすすめできません。
人によって体の硬さは大きく異なるため、無理ないところまでトライしてみましょう。
<やり方>
1)マットの上で、四つ這いの姿勢になる。
2)右手の後ろに左足を置き、足は浮かせたままにする。
3)2)の体勢から前後に体を動かし、股関節~お尻まわりを伸ばす。呼吸をしながら、リラックスして行う。3~5呼吸分キープする。
4)反対側も同様に行う。
日頃、どうしても座り時間が長い、仕事柄座りっぱなしになってしまうという方は、股関節・お尻まわりが凝っている可能性が高いです。座り時間が長い方は、今回ご紹介したストレッチを入浴後などにぜひやってみてください。翌朝の脚の軽さも変わっているかもしれませんよ。
古賀奈津美
商社のサラリーマンをしていた頃に運動不足解消のために始めたヨガと出会う。ヨガを始めて半年後にRYT200を取得。週末のみ活動するインストラクターから、フリーランスのヨガインストラクターへと転身。常温ヨガ、ホットヨガ、溶岩ヨガなど様々なスタジオで指導。パークヨガやビーチヨガのイベントも実施。現在はオンラインヨガ・児童館にてママ向けヨガを実施中。RYT200取得/ヨガ解剖学基礎講座修了
2026-05-31T09:08:57Z