まだまだ暑い日が続いています。わが家では、水筒もピッチャーも毎日フル稼働。洗ったら、スタンドで乾かします。私がよく使うコップも、洗ったらここへ。乾いたら、またここから使います。せっかく畳めるスタンドだけど、畳んでしまうタイミングがほとんどありません。
そして、ふと気づきました。
毎日使うなら、このままで、いいんじゃない?
収納というと、使ったものを決めた場所に戻し、見えないところへしまう。そんなイメージがあるかもしれません。でも、毎日使うものまで、必ず収納の中へ戻す必要があるのでしょうか。 うちのキッチンを見渡してみると、「しまわない」と決めているものがほかにもありました。
・夫が毎日飲む薬は、キッチンカウンターの小さなカゴの中。食事をする場所から、座ったまま手が届きます。
・最近、私も漢方薬を飲み始めました。まだ習慣になっていないので、朝、その日に飲む3包をキッチンカウンターへ。あえて、そのまま出しておきます。見えるから忘れにくいし、残っていれば「まだ飲んでない」とすぐわかります。出かけるときは、そこから1包をバッグへ。同じ「薬」でも、出している理由は少し違うんですよね。
・アルコールスプレーは、ダイニングテーブルの上。毎食後にテーブルを拭くので、すぐ手に取れる場所が定位置です。
どれも、しまう場所がないから出ているわけではありません。
「ここにあると使いやすい」
「ここにあるから忘れない」
ちゃんと理由があって、そこに置いています。これ、「出しっぱなし」とは少し違うと思うのです。
片付けでは、モノの定位置を決めることが大切です。でも、定位置は必ずしも引き出しや棚の中でなくてもいい。使う頻度や動線によっては、出したままの方が暮らしやすいこともあります。 逆に、なんとなく置いたものが、いつの間にかそこに居続けていることもある。あとで見ようと思ったDMや、いただいたお菓子など。「とりあえず、ここに」が、そのまま定位置になっているものです。
そんなときは、
「これ、どうしてここにあるんだろう?」
と、一度考えてみる。 よく使うから。 ここならすぐ手に取れるから。 洗ったあと、またすぐ使うから。 理由があるなら、そこが今の暮らしに合った定位置なのかもしれません。
「出ているもの=片付いていない」
と考えなくても大丈夫。
しまうことを目的にするのではなく、自分が使いやすい場所を選ぶ。これも、暮らしをラクにする収納のひとつです。
あなたの家にも、「ここにあるとラク」なものはありませんか?「しまわなきゃ」の前に、「どうしてここにあるんだろう?」そんな目で見てみると、今の自分にちょうどいい置き場所が見つかるかもしれません。
黒山みちよ
片づけたい!変わりたい!を応援する整理収納アドバイザー。整理収納アドバイザー2級講座は毎月開催(オンライン、大阪)。心理学を活かした手放し方や、自分と向き合うワークショップ・個人セッションも人気。収納スペースも、心も、余白があるとラクになる!余白づくりの大切さを、stand.fmでほぼ毎日配信中。◆心理カウンセラー/米国NLP協会:トレードマーク:認定NLPマスタープラクティショナー
2026-09-01T11:08:49Z