股関節・骨盤からくる左右のゆがみを改善【スポーツトレーナー推薦】一側らせんストレッチ

股関節・骨盤から起因する左右差を改善

人体は完全な左右対称ではないため、骨格に偏った重さがかかり、左右のゆがみを生みやすくなります。こうしたゆがみは筋肉にも影響し、特に脚や骨盤まわりの筋肉に左右差が生じやすくなります。野球やテニスのように左右差のある動作が多い競技は、その傾向が顕著です。だからこそ、脚のストレッチは左右差を考慮して行う必要があります。このトレーニングは基本、ターゲットとなる片側だけを行うことで姿勢の崩れ、筋肉のゆがみにアプローチし、身体のつながりを改善していきます。

一側(いっそく)らせんストレッチ

1. 片ひざを曲げて座る

これが準備姿勢。ひざを曲げたほうの脚がターゲットになる。身体が固い場合は無理に行わなくてもOK。

・ターゲットの決め方

両ひざをくっつけて脚を伸ばし、左右差を比較。長い側、または高い側をターゲットとする。左右差は変化することもあるので毎回チェックすること。

・ひざは外に開かず、閉じておく

2. 1の状態のまま上半身を捻る

上半身はひざを曲げた側とは反対側に捻る(左ひざを曲げたら、上半身は右に)。捻った状態のまま、左手で左前ももを10秒程度マッサージする。これには股関節の前側の緊張をゆるめる意味がある。

POINT

続いて左ひざの位置を45度に、次に90度にして同様に行う。開く幅を変えることで刺激が入る位置が変わる。それにより、体幹・骨盤・股関節まわりにある数多くの筋肉にアプローチできる。

・顔も右に向ける

・上半身を倒しすぎない。腰に力みが入らないように注意

・つま先を外に出さないこと(ひざが捻れてトラブルの原因に)

両側やりたい場合は、ターゲット側を多く実践する

 

この本の著者…中野崇

スポーツトレーナー。フィジカルコーチ。理学療法士。株式会社JARTA international代表取締役。1980年生まれ。大阪教育大学教育学部障害児教育学科(バイオメカニクス研究室)卒業。2013年にJARTAを設立し、国内外のプロアスリートへの身体操作トレーニング指導およびスポーツトレーナーの育成に携わる。イタリアのトレーナー協会であるAPF(Accademia Preparatori Fisici)で日本人として初めてSOCIO ONORATO(名誉会員)となる。イタリアプロラグビーFiamme oroコーチを務める。また、東京2020パラリンピック競技大会ではブラインドサッカー日本代表フィジカルコーチとして選手を支えた。YouTubeをはじめとするSNSでは、プロ選手たちがパフォーマンスを高めるために使ってきたノウハウを一般の人でも実践できる形で紹介・発信している。著書に『最強の身体能力 プロが実践する脱力スキルの鍛え方』『最強の回復能力 プロが実践するリカバリースキルの高め方』(以上、かんき出版)、『ハイ・パフォーマンス理論 競技場に立つ前に知っておきたい「からだ」のこと』(晶文社)、『40代からの脱力トレーニング』(大和書房)がある。

ヨガジャーナルオンライン編集部

ストレスフルな現代人に「ヨガ的な解決」を提案するライフスタイル&ニュースメディア。"心地よい"自己や他者、社会とつながることをヨガの本質と捉え、自分らしさを見つけるための心身メンテナンスなどウェルビーイングを実現するための情報を発信。

2026-04-04T10:23:58Z