「立っているだけで腰がつらい…」それは腰そのものより背中に原因が? 反り腰の辛さをほどくストレッチ

反り腰=腰だけの問題ではない

反り腰は、骨盤が前に傾きすぎて腰のカーブが強くなっている姿勢を指します。この姿勢では、体を起こした状態を保つために、背中側の筋肉が働き続けやすくなります。腰だけが反っているように見えても、実際には背中ががんばりすぎている状態ともいえるのです。

脊柱起立筋と反り腰の関係

脊柱起立筋は、背骨に沿って縦に走り骨盤から首まで繋がる筋肉群の総称で、体を起こした姿勢を支える筋肉です。立つ・座る・歩くなど、日常の動作のほとんどで働いています。

反り腰の姿勢では、骨盤が前に傾くことで背骨のカーブが強くなり、脊柱起立筋は力を出したまま休みにくい状態になりがちです。その結果、腰の過剰な反りだけではなく、背骨全体の張りや動きにくさ、呼吸の浅さとして感じられることもあります。

広背筋と反り腰の関係

広背筋は、腕の付け根から背中を通り、骨盤まで広くつながる大きな筋肉です。腕の動きに関わるだけでなく、体幹と腕をつなぎ、姿勢を支える補助的な役割も担っています。

反り腰の状態では、脊柱起立筋の緊張に影響を受け、広背筋も背中側で力が入りやすくなります。背中から腰にかけての動きが出にくくなることで、腰を反らせる姿勢に頼りやすくなることがあります。

反り腰さんにおすすめの背中ストレッチ

そこで取り入れたいのが、背中を丸めるストレッチです。

背骨をやさしく丸めることで脊柱起立筋が伸ばされ、腕の位置を工夫することで広背筋にも心地よい伸びが生まれます。背中を丸めることで反り腰のクセをほどき、反り腰の人が弱い腹筋群も働きやすくなります。「背中の緊張をほどくことが、結果的に腰のラクさにつながる」そんなイメージで行ってみてください。

背中をゆるめるCatストレッチのやり方

1)     四つ這いになり、息を吐きながら背中を丸める。

2)     背中を丸めたまま、お尻をゆっくり後方に引き数呼吸キープする。

●ポイント

お尻は、背中の丸みを保てる範囲で引いてください。腰が反るポジションに入ろうとしたら、引きすぎです。

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高山ゆかり

ヨガインストラクター。【姿勢と自律神経を整え健やかに】 をコンセプトに活動。長年の運動不足により体調を崩したことをきっかけにヨガを始める。ヨガに筋膜リリース、ピラティスを取り入れることで硬かった体がほぐれ、インストラクターの資格取得に至る。福岡市内のスタジオ、自宅にてヨガレッスンを行う。RYT200/チェアヨガ/ピラティスインストラクター/アロマテラピー検定1級。プライベートでは2児の母。

2026-02-02T10:09:14Z