夏こそ積極的に飲みたい!管理栄養士がおすすめする、和のお茶3選

はとむぎ茶

はとむぎはイネ科の植物で、古くから美肌を保つお茶として親しまれてきました。漢方の生薬として使われる薏苡仁(ヨクイニン)はハトムギの渋皮を取り除き、子実のみを乾燥させたものです。はとむぎ茶はノンカフェインのため、時間帯を選ばず水分補給に用いることができます。水分代謝をアップさせ、むくみの解消にも役立つほか、ビタミンB群やアミノ酸も含むことから美肌効果があるといわれています。麦茶とのブレンド茶もスッキリとして飲みやすく、おすすめです。

小豆茶

ほっこりとした味わいで、寒いときに楽しむ印象の小豆茶も、実はアイスでもおいしく飲めるお茶です。小豆はカリウムが豊富な食材のため、むくみ取りに役立つといわれています。お湯で煮出した小豆茶はおしるこにイメージされるような「あんこ」の風味とはまた違い、やわらかな香ばしさと甘さを楽しめるお茶です。粉末タイプであれば小豆の栄養をまるごと摂れますし、ティーバッグの出がらしであれば、ご飯に混ぜたりお料理のトッピングとして使ったりすることもできます。

黒豆茶

黒豆茶の大きな特徴は、皮に含まれるアントシアニンです。アントシアニンは抗酸化作用をもつことから、エイジングケアや美容に役立つといわれています。黒豆のアントシアニンは水に溶けやすく熱にも強いことから、お湯で煮出す黒豆茶にしても摂取可能です。黒豆茶も昔からむくみ取りに用いられてきただけでなく、冷えにも役立つといわれているため、夏のクーラーによる冷えが気になる方にもおすすめです。

暑い夏を和のお茶の力で乗り切ろう

本記事では、古くから親しまれてきた和のお茶について3つ紹介しました。健康茶は幅広い年齢層の健康ケアに向くといわれる一方で、腎機能が低下している方、服薬中の方、妊娠中・授乳中の方には向かない種類もあるため、かかりつけの医師に相談して選ぶようにしてください。

暑い夏はスポーツドリンクや炭酸飲料をゴクゴク飲んでスッキリしたいときもありますが、砂糖の多い飲み物を多量に飲んだ場合、急激な血糖値の変化によって倦怠感やイライラを感じる「ペットボトル症候群」を起こす場合があります。スポーツドリンクなどは飲みすぎに注意し、普段の水分補給はノンカフェインのお茶や水を活用しましょう。上記で紹介したお茶のほか、ブレンド茶のティーバッグやマイボトル用のお茶も多く販売されているため、ぜひご自身の生活に取り入れやすいお茶を探してみてください。

〈参考文献〉

・ハーブティー辞典 改訂版|佐々木薫|池田書店

・名古屋市|へるす・りさーち名古屋市衛生研究所だより № 27|ペットボトル症候群に注意!! 

栗城智子

大学卒業後、食品メーカーにて商品開発や品質保証の業務に従事し、管理栄養士を取得。特定保健指導やドラッグストア勤務において、人々の食事や健康、サプリメントに関する悩みに寄り添う。上記資格のほかフードスペシャリスト、離乳食・妊産婦食アドバイザー、日本化粧品検定1級、アロマテラピーアドバイザーなどの資格を保有。食と健康について学びを続けている。現在は子育てをしながら管理栄養士ライターとして執筆や商品監修に携わる。

2024-07-08T11:10:05Z dg43tfdfdgfd