亜鉛は、体内でさまざまな働きを担う必須ミネラルのひとつで、わたしたちの健康維持に必要不可欠な栄養素です。免疫機能や味覚を維持するほか、皮膚や髪の健康を保ったり、たんぱく質の合成に関わったりと、あらゆる場面で重要な役割を果たしています。しかし、体内で作ることができないため、食事からの摂取が必要になります。
その一方で、亜鉛は現代人に不足しやすい栄養素ともいわれています。その理由のひとつが、食生活の変化です。特に現代人は加工食品を摂取する機会が増えており、亜鉛を多く含む肉や魚、豆類などの摂取量が不足しがちです。さらに、ストレスやアルコールの摂りすぎも体内の亜鉛を消耗させる原因になります。このような理由から、日々の食事で意識的に亜鉛を取り入れることが重要です。
以下では、朝のヨーグルトに加えるだけで手軽に亜鉛を補える食材を3つ紹介します。毎日の習慣に取り入れやすいものばかりなので、ぜひ試してみてくださいね。
かぼちゃの種には100gあたり約7.7mgの亜鉛が含まれており、少量でも亜鉛をしっかり補えます。また、亜鉛のほかビタミンEや良質な脂質も含まれています。食感が楽しく、ヨーグルトに加えても味の邪魔をしないため、朝のちょい足しにぴったりの食材です。ただし、一般的に1日20〜30g程度が目安といわれているので、摂りすぎには注意しましょう。
カシューナッツはスーパーで手に入れやすく、手軽に亜鉛を補える食材です。こちらは100gあたり約5.4mgの亜鉛が含まれており、砕いて入れると食べやすくなります。亜鉛のほか、ビタミンB群や良質な脂質も含まれているのが嬉しいポイントです。ヨーグルトに少量加えるだけで食感がプラスされ、満足感も栄養価も高まります。
きなこもスーパーで手に入れやすい食材で、100gあたり約4.1mgの亜鉛が含まれています。ヨーグルトに混ぜるだけで香ばしい風味が加わり、味の変化も楽しめます。また、亜鉛のほか良質なたんぱく質を補えるのも嬉しいポイントです。きなこはおもちにかけるイメージがありますが、朝のちょい足しにぴったりで、ヨーグルトとの相性も抜群です。
本記事では、亜鉛不足を補えるヨーグルトと相性の良い食材を紹介しました。どの食材も少量で手軽に亜鉛を補える食材ばかりなので、忙しい朝でも無理なく続けられるでしょう。ぜひ参考にして、毎朝のヨーグルトにプラスしてみてくださいね。
出典:日本食品標準成分表(八訂)増補2023年
haya
管理栄養士・米粉おやつマイスターなどの食に関する資格を持ち、これまで主に保育園で調理や献立作成業務に従事してきました。その後はフリーランスとなり、現在は栄養に関するWebライティングやレシピ作成、栄養指導などのお仕事を中心に活動中です。最近では、子どもから大人まで役立つ食の情報発信にも取り組んでいます。
2026-02-02T21:09:11Z